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山歩きの記録

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因縁の山・天狗岳に立つ

前回の赤城山のとき、レイニーがインフルエンザにかかってしまってキャンセルしたことはすでに触れました。

西穂の教訓から、よりシャフトの長いピッケルを購入して、行く気満々だったレイニーが可哀想で、改めて北八ヶ岳・天狗岳に連れて行くことにしました。

メンツは、あたしとレイニーのほか、連続同伴山行記録更新中のホイミ。
そして、女子二人の強い要望で誘ったやなけん。

2月23日未明、都心でレイニーとホイミをピックアップしてきたやなけん号が、拙宅まで迎えに来てくれました。

ちなみに、あたしのクルマはまたもやエンジン不調で動かず。

06時から受付開始する渋の湯の駐車場に、30分遅れで到着して無事駐車。
天気は上々、アイゼン付けて登山届けだして、07:40いざ出発。

最初はやや急な登りが続きますが、1時間ほど歩るくと登山道はなだらかになります。
雪は程よく締まり、アイゼンがよく効いて、とても歩きやすい。

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09:50、2時間半ほどで、本日のお宿・黒百合ヒュッテ到着です。

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天狗岳と黒百合ヒュッテ。

6年前、やなけんと二人で11月に稲子湯から入って、しらびそ小屋、中山峠を経て歩いた末に厄介になった山小屋です。
あの時は、リンダさんと運命的な再会を果たし、パウダースノーでラッセルがはかどらず、敗退した天狗岳。

健康づくり程度に奥多摩や丹沢をトレックするだけで満足していたレイニーを、本格的な登山の魅力に目覚めさせた山。

天狗岳と黒百合ヒュッテは、それぞれにとって、因縁のある山小屋なんです。

とりあえず、昼メシに、名物・ビーフシチューを注文。

たしかに美味しい。
でも、どうしても食べたいというほどでもないけど、どうして女子は山小屋での食事に過剰なまでの関心を示すのでしょうか。

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食後は稜線装備に身を固め、11:15天狗岳山頂を目指し目指します。

5分ほどで中山峠、そこから天狗岳山頂まで一気に登り上げます。

巨大なモレーンをかわし、吹きっさらしの急斜面を登り切り、ひーはー言いながら、岩交じりのミックス帯を、アイゼンをキィーキィーいわせながらの超えると、ようやく天狗岳山頂の溶岩ドームが望めます。

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さらに15分ほど格闘して、12:40時、天狗岳山頂到着。

やっと冬の天狗岳山頂に立てたぞ!

北北西に壁のように連なる北アルプスは、ガスの中でしたが、赤岳や阿弥陀岳など南八ヶ岳方面はよく見えるし、南アの甲斐駒ケ岳、中央アも飛んでいく雲の中でその姿を見せてくれてます。

風も徐々に収まってきて、この上ない雪山日和に。
せっかくだからと、西天狗岳にも足を伸ばします。

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下山時は、滑落停止の見本を見せて、「さあ、やってごらん」と促しても、止まらないから怖いというばかりでやる気なし。

14:25、小屋まで戻ってみると、あらあらなんということでしょう!
とんでもない数の登山者がたむろしてます。
どうやらチェックイン渋滞。

ここから2時間ほどで下山できちゃうので、下山してもいいんだけど、黒百合ヒュッテに泊まりたいというのは女子たちの希望です。

気の利くホイミがチェックインしてくれましたが、まぁえらい混雑ぶりです。
部屋が開放される16:30まで、一階フロアにはおよそ50人を超える人々が、狭そうに肩寄せ合って過ごしています。

あたしらも、なんとか四人が固まれるスペースを確保し、買ってきたビールで酒盛り。
女子二人の話題の向かう先は、今回初めてじっくり話しができるやなけんに集中。
しかし、困ったような苦笑いでのらりくらりホイミとレイニーの質問をかわすやなけんに、女子二人もしらけ顔。

ようやく夕食の時間になったのでサクッと晩飯を平らげ、少しウィスキーを嗜み、夜空の星を数えてたら、いつのまにか消灯時間が過ぎてました。
レイニーと二人で真っ暗な中、3階まで登り、いろんな人の足を踏みそうになりながら、なんとか寝床にたどり着き、秒で寝入ることができました。

翌2月24日も良く晴れたいい天気。
小屋での朝食のあとは、天狗の奥庭まで出かけて、北アルプスの展望を堪能。

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その後は小屋に持ってきて、サックを担いで08:00下山開始。

圧雪された登山道は、アイゼンがよく効いたおかげで、コースタイム2時間のところ1時間ちょっとで渋の湯登山口まで戻ってこれました。

登山口到着は09:15。
やっぱり日帰りで来れた山でしたな。

駐車場で登山靴を履き替え、諏訪湖のほとりにある上諏訪温泉・朝市でお風呂に浸かったらあとは、そのそばの鰻屋さんでお昼ご飯。

いやぁ、運転しないと、お風呂上がりのビールがうまいねぇ。
レイニーは、仕事の関係で、諏訪の駅から電車で先に帰京。

あたしは、まあやと来た時に通り過ぎてしまった諏訪大社下社に行きたい行きたいと駄々をこね、連れてってもらいました。
まぁ由緒あっていい感じではありますが、なんかイメージしてたほど大きくはないのね。

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あとはやなけん号の助手席で景色をきょろきょろ見てるうち拙宅到着。
やっぱり人に運転してもらう山行は、楽でいいや。

by GebirgsJager | 2019-04-01 23:41 | 山行記録 | Comments(0)

これまで歩いた山の記録です。


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